保育士のお金の事情を公開

保育士のお金、給与面は気になる!

「保育士の給料は安い!」

 

そう思われている方が多いと思います。

 

昨今の保育士不足の報道で話題になっている保育士のお給料ですが、
制度の整備が進みつつあり、
全体的には今後上がっていくでしょう。

 

しかしそれでも決して高いとは言えません。

 

ここでは保育士のお金の事情について書いていきます。

 

年収約400万だった私

では実際、保育士の年収はどれくらいなのでしょうか?

 

私立保育園で働いていた私の場合、
年収は7年目で約400万円でした。

 

実はコレ・・・保育士としては高い方なのです。

 

周りの知り合いに聞いたり、
ネットで調べても、
7年目でこの額はなかなかいませんでした。

 

理由は、
「偶然待遇が良い保育園だった」
それに尽きます。

 

実際に、給与面を意識して職場を選んだわけではありませんでした。

 

ちなみに男性保育士で、
共働きでなくても奥さんとお子さん3人を養っている先輩がいました。

 

私の場合のように年収は高くはないですが、
それなりにお給料がもらえる保育園も存在します。

 

給料の良い保育園を探す方法は?

しかし私のような例が少ないのは事実です。

 

私が就職・転職活動をした際、いくつもの求人を見てきました。

 

ですが、初任給を年収に換算すると
「200万円台」というところも少なくありませんでした。

 

では保育士がより高い収入を得るためにはどうすればよいでしょうか?

 

公立と私立のお金の差

公立保育園と私立保育園。

 

実は初任給には大きな差はありません。

 

それでも公立の方が平均年収が高い傾向にあります。

 

理由は公立の方が昇給が確実であることが挙げられます。

 

求人を見ると、私立保育園の昇給はかなり差があるのがよくわかります。

 

5000円というところもあれば1万円というところもあり、
中には具体的な額は書いていないところもあります。

 

一方、公立保育園では安定して昇給が見込めます。

 

このように昇給の安定の差が離職率にもつながり、
「公立の方が長く安定して働ける」傾向から
保育士自体の平均年齢、そして平均年収が高くなっているのが現状です。

 

安定収入のためには求人のココを見よう!

しかし私立保育園では安定した収入が見込めないのかというと、
必ずしもそうではありません。

 

あくまでばらつきがあり、
中には私の勤めていた保育園のように、
給与面で恵まれている職場もあります。

 

ではどうやって見極めればよいでしょうか?

 

ここからはハローワークの求人票を例に挙げながら、
限られた情報の中からなるべく給料の良い職場を探す方法を
実体験を元にお伝えしていきます。

 

給与の項目のうち「基本給」を見よう

当たり前ですが、
基本給はその保育園の給料の一番の目安です。

 

基本給が高ければもらえる額も高いことが期待できます。

 

問題は、この基本給が「経験を考慮」してくれるかどうかという点です。

 

経験を考慮とは、
「これまでに何年保育園で働いた経験があるか」

 

という実務経験を給料に反映してくれるということです。

 

これは割と多くの保育園が取り入れているように感じます。

 

賃金の欄に「○○円~△△円」とばらつきがあれば、
経験を考慮してくれる場合が多いでしょう。

 

手当は出ない園もある

保育士には基本給の他に、
「調整手当」「地域手当」などが支払われる保育園があります。

 

あくまで私の経験上ですが、
これらが付くだけで月の給与が2万円ぐらいは変わりました。

 

手当については求人にも書いてあることが多いですが、
注意したいのは「基本給とは別」ということです。

 

ハローワークの求人票なら「a+b」と書いてある欄です。

 

中には基本給と「a+b」の額が全く同じという求人もあります。

 

この場合手当は付かない場合があるので注意が必要です。

 

賞与は直近の支給実績を見よう

これも園によりばらつきが出るところです。

 

年間3ヶ月分出れば、
保育園としてはまずまずの方です。

 

私が見てきた中では2ヶ月分や1ヶ月分という保育園も多々ありました。

 

賞与は基本給で計算されるので、
当然ながら基本給が高い方が賞与も多くもらえます。

 

結果的に、基本給が多い方が年収が上がります。

 

時間外労働(残業)の有無

意外と見落としがちなのが「時間外労働」です。

 

時間外労働ありと書いてある求人は
残業代がきちんと出る可能性が高いです。

 

ただし、全ての残業が出る園は少ないでしょう。

 

あくまで早番や遅番で勤務時間が延びる分や、
時間外の会議などです。

 

日々のちょっとした残業、
いわゆる「翌日の準備」「時間内に書ききれなかった書類」まで
残業代が出るところはほとんどありません。

 

まだまだ「サービス残業は当たり前」という風潮が
保育士業界には、あります。

 

上記とは逆に、「時間外労働なし」と求人情報に書いてある場合、
残業代は出ないということになります。

 

この場合、残業がないというよりは
残業は全てがサービス残業と捉えておいた方が良いです。

 

保育士が残業なしで働くということはほとんどないのです。

 

中には残業自体を禁止している保育園もありますが、
イコール、
「できなかった分は家に持ち帰らなくてはならない」
ということである場合が多いです。

 

保育士を取り巻くお金事情

  • 保育士の給料はまだまだ全体的に安い!
  • 中には待遇が悪くない保育園もあり、園によって大きな差がある!
  • 求人情報の見方によっては、条件の良い保育園を見つけることができる!

保育士が別の保育園に転職することのメリット